久しぶりに更新します。
今週2008年6月29日のNHK杯テレビ囲碁トーナメントは、一回戦 第13局、梅沢 由香里 女流棋聖の登場でした。対局相手は山城 宏 九段。
梅沢ゆかりプロといえば、アイドル的な存在で、囲碁ファンならずとも知る人は多いですね。週刊少年ジャンプで連載された漫画「ヒカルの碁」の監修を務め、旦那さんがサッカーJリーグ川崎フロンターレのゴールキーパー、吉原慎也さんなのも良く知られています。
ご結婚されているのですから、吉原 由香里が本名ですね。梅沢は芸名ということでしょうか。
Wikipediaによれば、アイントという芸能事務所(どこだ?それw)に所属しているそうですし、タレントとしても活躍しているということかな。
でも、棋士として日本棋院にも所属していますよね。棋士は兼業可能なのでしょうか。公務員とかじゃないから、禁止はされていないのか(笑)
現在、東邦大学で授業をされていて、客員教授という肩書きがあるらしいし、一時、東京大学でも石倉昇プロらと教えていましたよね。これは囲碁普及ということで、日本棋院の業務の一環だから兼業じゃないのかな?
棋士には珍しく、慶應義塾大学を卒業されています。
文字通りの才色兼備です。
今は無き加藤正夫名誉王座一門です。
「殺し屋」加藤の弟子だけあってか、戦いの棋風ですね。
今回の碁も梅澤プロが仕掛けて、山城プロがいなす、仕掛け返す、こなす、という展開でした。
今回のNHK杯囲碁トーナメントの棋譜はこちらからsgfファイルがダウンロードできます。
梅沢由香利プロの攻撃、黒89に意表を突かれて、一旦は窮したかに見えた山城プロが、解説の林海峰プロも気づかなかった冷静な手(白94)で、コウを避けて隅の石を生き、攻撃に肩透かしを食らわせたところで勝負は決したように見えます。
最後は梅沢プロの中央の石がプレッシャーを掛けられ、上辺を白に地で儲けられ、地合いの差が開き、投了に。
(投了時間が放送時間前の絶妙なタイミング!と思ったのは僕だけでしょうかw)
でも、右下で一旦避けたコウ争いをもう一度復活させ、大きな振り替わりを仕掛けた相手の虚をついた勝負手に、女流棋士中、対男性の勝率1位の片鱗を見ました(2007年7月現在、116勝98敗、勝率0.542だそうです。byWikipedia)。
今回はちょっと山城プロの貫禄勝ちでしたね。
女流棋聖のタイトルを防衛して、心身ともに充実している梅沢由佳里プロ、今度は是非、テレビに映るNHK囲碁で初勝利を!
2008年07月02日
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