2007年03月26日

NHK杯決勝 趙治勲十段vs結城聡九段

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先週になってしまいましたが、3月18日はNHK杯囲碁トーナメントの2006年度決勝戦でした。

対局者は、囲碁界のハンカチ王子(?)趙治勲十段(笑)と、
我が関西棋院の勇、飛ぶ鳥を落とす勢いの結城聡九段です。

対局前にやまねのねは、
やや趙十段有利
と予想しました。

趙十段の棋風は、地に辛い反面、非常識なほど厳しく反撃しながら天才的早見えで凌いでしまいます。

結城九段の棋風は、序盤から戦いを辞さない積極派。複雑な戦いの中で思わぬ好手を見つける早見えも取り柄。

ということで、比較してみると、どちらも早碁で有利な、早見えは同じです。

違いは、結城九段が序盤から戦うタイプなのに対して、趙十段は地で先行するタイプ、ということ。

これは、二人の著書、
★趙治勲の囲碁世界 地と模様を超えるもの


★結城聡:戦いに強くなる方法−シチョウの達人を目指す


からも歴然としていると思う訳です(笑)。
タイトルからしてこんなに違うし(笑)。


本では棋風以外の内容も書くだろう、というのも確かにあります。
でも、やっぱり売れる本を作るために、出版社も棋風にあったタイトルの本を企画すると思うんですね。


誤解を恐れずに言えば、★趙治勲の囲碁世界 地と模様を超えるもの
で、趙十段は「地が厚みだ」って言ってるんですよ?!

普通、囲碁では相反すると言われている「地」と「厚み」。
その「地」が「厚み」、なんですよ?!

ええっ?がく〜(落胆した顔)

って感じでしょ?
こんなユニークな棋士、いません(笑)。

そんな二人の対局だと、趙十段が地で先行して、結城九段が戦いを仕掛けて、趙十段が反撃しながらそれを凌ぐ、という進行になると予想がつきます。

そうすると、勝敗は、戦いでポイントを稼いだ方が勝つことになりそうです。

でも、戦いが引き分けorそこそこで終わったら?(多くの場合、一方的に終わることは無いのです)

その場合、地で先行している趙十段が有利になっちゃう訳ですね。


早見えの棋士の場合、ポカが敗着となることも多いのですが、今期の趙十段はポカも少ないし…。
むしろ結城九段の方が多かったような気が(ラッキーで逆転できた対局が多かった?)。



このように予想してたんですが、実際の対局は…
こんな進行でした。


・・・やっぱり結城九段、負けちゃったーもうやだ〜(悲しい顔)

それでも、途中、盤十(場面10目以上の大差)だと思っていたのですが、作って3目半(場面10目ちょうどです)まで追い込んだのは流石、なのかもしれません。

これだけの差があれば、プロなら大間違いしない限り、ひっくり返らないんですね…。
しっかり趙十段に先行・逃げ切られた、という感じです。


ぴかぴか(新しい)かわいい趙治勲十段、おめでとうございますかわいいぴかぴか(新しい)


それにしても昨年の森山直棋九段(準決勝敗退)、今村俊也九段(決勝敗退)といい、今年の結城聡九段(決勝敗退)といい、関西棋院勢、最後の決め手に弱い…orz

日本サッカー(平山?笑)に姿がダブってしまった、やまねのね でした。もうやだ〜(悲しい顔)

来期はがんばってねー!グッド(上向き矢印)わーい(嬉しい顔)
posted by やまねのね at 15:27| Comment(0) | TrackBack(1) | NHK杯 囲碁トーナメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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地と模様を超えるもの―趙治勲の囲碁世界
Excerpt: 地と模様を超えるもの―趙治勲の囲碁世界
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Tracked: 2009-08-12 21:43